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金沢まちなか彫刻 / 金沢市がパブリックアートに込めた想い / 「走れ!」&「やかん体、転倒する。」

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街と作品が相互に絡み合う素晴らしさよ。

  

 

 

 

 

アートに力を入れる金沢市

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石川県金沢市。2015年3月から東京ー金沢間の北陸新幹線開通も相まって、日本の人気観光地として発展し続けている。名所といえば、歴史ある"金沢城"や"兼六園"、古い街並みを堪能できる"ひがし茶屋街"、そして、日本海の幸を堪能できる"近江市場"など、見て・感じ・食べて・楽しめるモノコトが豊富に揃っている日本を代表する街である。

 

 

 

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金沢市はアートにも力を入れており、その代表格は"21世紀美術館"だろう。21世紀美術館は、2004年10月にオープンし、レアンドロ・エルリッヒ「スイミング・プール」 、ジェームズ・タレル「ブルー・プラネット・スカイ」 、ヤン・ファーブル 「雲を測る男」など、建物と空間と作品がそれぞれに連動しながら、今でも人々に驚きや発見を与えている。また、日本伝統工芸の一つである「加賀友禅」を現代で感じられるワークショップや体験も盛んに行われ、歴史の中からのアートの理解も進んでいる。さらに、近年は様々なクリエイターが金沢を拠点として活動をしていたりと、今後よりいっそうアートの盛り上がりがあることだろう。

 

 

 

 

金沢市がパブリックアートに込めた想い

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そんなアートを強く推している金沢市は、「まちにアートを感じ、魅力あふれる都市空間を創出する」ために、2000年以降パブリックアートに力を入れ始める。パブリックアートとは、公共的な空間に設置された芸術作品の意味で、公共空間の魅力を高めることを期待して設置されるものを指す。しかし、パブリックアートには以下のように様々な問題や課題があり、金沢市は頭を悩ませることになった。

 

金沢のパブリックアートが抱える課題

1, 「パブリックアートの全体像把握が困難」

金沢のパブリックアートは、大部分の作品が任意に設置されており、個々の設置コンセプトや全体像との関係が把握しにくい。

 

2, 「作品が中心市街地に集積設置されている現況」

金沢のまちの顔とも言うべき中心市街地において、総合的に検討されたエリアごとのコンセプトがなく、単に作品が集積設置されているという印象が強い。

 

3, 「環境や景観との不調和(空間的要因)」

作品は芸術として設置される故に移設や撤去が困難であるため、時代を経るごとに作品数が増え、環境や景観との不調和が生じている。

 

4, 「都市環境の変化や時代感覚にそぐわない状況(時間的要因)」

時代の進展に伴い、設置された作品が、都市のスケール感に合わなくなっている。また、区画整理事業の記念碑として設置された作品には、時代感覚に合わないものも見られる。

 

5, 「施設配置、スペースとの不調和(場所的要因)」

建物竣工記念作品の設置や寄贈作品など、施設の配置計画やスペースと調和がとれていない設置例も見られる。

 

6, 「市民に親しまれにくい作品の設置場所」

パブリックアートでありながら、市民に周知されていない作品がある。 作品が目につきにくい場所に設置されているため、作品の魅力が伝えられない場合がある。

 

7, 「彫刻作品の不十分な保守管理」

全般的に彫刻作品と周辺の保守管理が十分とは言えず、作品の劣化や汚れが懸念される。また、植栽の陰になり作品が見にくい場所もある。

 

 

 

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それら問題点を解決するため、2005年4月、金沢まちなか彫刻設置委員会は「金沢まちなか彫刻設置基本方針」を市の基本方針に掲げ、活動を始めた。基本理念と基本方針を以下の通りである。

 

金沢まちなか彫刻設置の基本理念

「金沢のまちの魅力にアート(彫刻)のレイヤー(層)を重ね合わせる」

これまでの歴史の中で、時間をかけて形成され、培われてきた金沢の重層的な「まち」の魅力である「用水・みち筋」「こまちなみ」「斜面緑地」 「寺社風景」などに「彫刻=パブリックアート」という魅力を重ね合せる。また、金沢の個性を磨き高め、風格あるまちづくりと美しい景観形成に厚みを加えていく。

金沢まちなか彫刻設置基本方針

 1. 環境にふさわしい彫刻作品の設置

 2. 新設作品の設置のあり方

 3. 既存作品の再構成のあり方

 4. 彫刻のあるまちづくりの重点的な推進

 5. 世界に開かれた公募参加方式の彫刻設置

 6. 市民に親しまれる彫刻愛護の推進

 

 

 

 

金沢・まちなか彫刻作品・国際コンペティション

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そのようにパブリックアートに力を入れ始めた金沢市は一つの国際的なコンペティションを行った。それが「金沢・まちなか彫刻作品・国際コンペティション(KANAZAWA MACHINAKA SCULPTURE COMPETITION、以降"KMSC")」であり、2004年と2006年に行われた。KMSCは、21世紀美術館のオープンや、金沢駅東広場の整備の完成に合わせて行われ、日本以外の国々からの作品も募集された。応募総数は約500弱。晴れてKMSCにて最優秀賞または優秀賞を取ると、賞金がもらえるだけでなく、金沢駅から21世紀美術館を結ぶメインストリート沿いに表彰彫刻作品が設置されるという、アーティストにとっては願ってもない特典が付く。審査員も金沢美術工芸大学と東京藝術大学の学長や、金沢21世紀美術館館長など、金沢市の本気度を感じる。2004年と2006年の2回以降実施しなくなってしまったKMSCではあるが、魅力ある街並みの形成と賑わいの創出に大いに貢献しただろう。

 

2006年審査員(五十音順・敬称略)

 妹島 和世(建築家/SANAA代表)

 平野 拓夫(金沢美術工芸大学 学長)

 福田 繁雄(グラフィックデザイナー)

 蓑 豊(金沢21世紀美術館 館長)

 宮田 亮平(東京藝術大学 学長)

 

そこで今回は、2004年と2006年の最優秀賞の作品を紹介していく。

 

 

 

 

2004年最優秀賞:走れ! / 郡順治

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KMSC 2004年の最優秀賞「走れ!」、作者は「郡順治」。香林坊街園の交差点部分に設置されている。

 

 

 

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郡順治は、1968年生まれ、愛媛県松山市出身のブロンズ像作家である。金沢美術工芸大学大学院鋳金コースにてブロンズ芸術を学び、卒業後は銅器原型製作職人に師事した。高い技術と情緒あふれる感性にて作品を制作し、KMSCだけでなく高岡クラフトコンペなど多数の受賞歴がある。作品は、KMSCの「走れ!」、兵庫県シスメックス・テクノパークにある「走」、少女と小動物の憩いの瞬間を象った「愛」や「友」、国宝 菩薩半跏像などを縮小し再現した作品など、様々な作品がある。また、広島県広島市のマツダスタジアムにある彫像「広島カープ誕生物語」の原型作者としても知られている。現在は、故郷である松山にて工房を営みながら、作品を作り続けている。

 

 

 

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そんな「走れ!」について金沢市は以下のように説明している。

既成概念を打ち破るような新しい価値観が、金沢から、どんどん生まれてくることを願い、力強く走り出そうとする様を形にし制作された作品である。未来に向かって躍動感あふれるダイナミズムな作品で、分かりやすく、明るく、親しみやすい。金沢21世紀美術館の開館にあわせ設置。

 

交差点の一角に顔のない足を広げた存在がそこにある。まるで重力を感じないように身軽に、今にも動き出しそうな表層をしている。新しいモノを作り、新しいコトをしていくには考えているだけでは進まない。走れ!ほど大きな一歩でなくていいから、少し前に進んでみることが大切だ。きっと一歩進むとさっきまでとは違う景色が見えてくるはずだ。

 

 

 

 

2006年最優秀賞:やかん体、転倒する。 / 三枝一将

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KMSC 2006年の最優秀賞「やかん体、転倒する。」、作者は「三枝一将」。金沢駅東広場のバス停の近くに設置されている。

 

  

 

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三枝一将は、1971年生まれ、神奈川県横浜市出身の彫刻作家である。東京芸術大学大学院美術研究科鋳金専攻を終了し、2014年には文化庁新進芸術家海外派遣研修員としてイタリアで見聞を広げた。作品は、今回の「やかん体、転倒する。」や、バナナをモデルにした「黄銅の薄し実芭蕉」などがあり、個人的には日常に馴染みある物の空間を操り、日常から非日常へと見ている人を誘ってしまう強さがあるように感じている。

 

 

 

 

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「やかん体、転倒する。」は、幅2.4メートル、高さ1.7メートルの真鍮製。金沢市は以下のように作品を説明している。

 

普段何気なくある「やかん」を、パブリックな場にひきのばすことの単純な対比の面白さや視覚性の面白さを表現し、地域の皆様から、愛着を持って頂ければと思い制作された作品である。日常品の中に芸術性を見出し、日常生活と芸術の橋渡しとなる作品で、温もりがあり、金沢を訪れる方々にまちの温かさを伝えることができる。

 

おそらく完成当初はもう少し明るいブロンズ色をしていたのだろう。しかし、太陽を浴び、雨に打たれの日々を過ごしている内にドンドン色合いが色あせていったことがうかがえる。それはまるで普通のやかんが各ご家庭で使い込まれていくように、日常に馴染んでいくような感覚と似ているのかもしれない。

 

また、渋谷駅ではハチ公前で待ち合わせするように、名古屋駅では金の時計前で待ち合わせするように、金沢駅の人々の馴染みの場所がやかんの前になっているのだとしたら、日常に入り込むことにも成功している。良いパブリックアートとはそういうものなのかもしれない。

 

 

 

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金沢市が抱えるパブリックアートの課題を知ったとき、自分の中ですごく納得したことがあった。今まで各都市で様々なパブリックアートやモニュメントを見てきたが、心に残るものと残らないものがあった。しかし、これまでその理由を明確に言えずにいた。作品として差があったかと言われればおそらく違う。作りが凝っていたり、工夫が見えたり、感情的だったり、各作品には各作品の良さがあった。けれど、グッとくるものとこないものがあった。

 

 

きっとその理由は、「都市や街としてコンセプトやテーマを持った上で、その作品を街の一部として置けているのか」ということだったのだと思う。作品は一つで輝くこともできるが、街と作品が相互に関わり合うことで、より一層街も作品も輝くことができるのだ。

 

 

親しみやすさや温かみがあるってことが長く作品が愛される秘訣なのかもしれない。

 

 

もちろん媚びることなく、自分の軸は曲げずに。

 

 

 

 

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*引用・参考

金沢市公式ホームページ いいね金沢

 コンペ入賞作品

金沢・まちなか彫刻作品・国際コンペティション 2004 募集要項 | コンテスト 公募 コンペ の[登竜門]

写真2枚以上/株式会社竹中銅器

『走』 郡 順治

三枝 一将 | KOGEI Art Fair Kanazawa 2017

コラム/アートリップ-朝日マリオン・コム-

三枝一将展 − 鋳金の仕事 −|日本鋳金家協会

三枝 一将 | KOGEI Art Fair Kanazawa 2017

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平和の森公園 Part2 / 改めて見る中学の教育方針 / 今の自分に照らし合わせて

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ぴーちくぱーちく議論を重ねて。

  

 

 

平和の森公園

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平和島が竣工されたのは1967年。開拓当初はまだ"島"として成立していたが、1981年に運河の一部が埋め立てられ、その地に「平和の森公園」が完成した。それによって、平和島と大森地域が平和の森公園によって繋がった。(平和島の歴史はPatr1をご確認ください。)

 

 

 

 

 

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 平和の森公園では、フィールドアスレチックエリアがあったり、

 

 

 

 

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アスレチックエリアは、高校生以上360円、小・中学生100円で遊べてしまったり、 

 

 

 

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木々が自由に踊っていたり、 

 

 

 

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色彩豊かな緑が生い茂っていたりする。

 

 

 

そんな平和の森公園には、大田区の中学生が作った石像たちが平和の広場を見守っている。

 

 

 

 

 

中学生たちの作品の存在感

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遊・生・創 - 大森第一中学校

  

「上級生が下級生の手本になる」という校風を大切にしている大森第一中学校が作った作品が「遊・生・創」。遊ぶこと、生きること、そして、創ること。3つが関わり合うことで毎日が楽しくなるし、社会との関わりも深まっていく。きっと自分の価値がどこにあるのかを考える前に、まず一生懸命やってみようよ!という本能的な部分が詰まっているように感じる。

 

 [大森第一中学校 教育目標]

 1.決まりをよく守り、責任を果たす人になろう。

 2.自ら進んでよく学び、よく働く人になろう。

 3.心身ともに健康で、情操豊かな人になろう。

 4.たがいに尊重しあい、思いやりのある人になろう。

 

 

 

 

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親和 - 大森東中学校

  

二頭身の小柄な天馬が飛び立つような様相が個性的な大森東中学校の作品「親和」。特徴的なのは他の中学校にはない石以外のものを活用して、首飾りのようなアクセサリーをつけている点だ。きっとファッション性や時代性をしっかりと掴む生徒が育っているのかもしれない。冨田校長先生が語る目指す学校像にも、自由で個人個人を認め合う気持ちが伝わってくる。修学旅行の座談体験の造語「お・い・あ・く・ま」。「怒るな・威張るな・焦るな・くさるな・負けるな」という言葉が沁み渡る。

 

 [大森東中学校 目指す学校像]

「学校生活が楽しく、明日が待ち遠しい学校 」

1:「十人十色」

2:「命の大切さを理解して、いじめや暴力を許さない学校」

3:「人と街と自然を愛し、たくましく、さわやかに生きる生徒」

 

 

 

  

 

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フェイス - 蓮沼中学校

  

"顔"というのはどのように構成されているのか。目と口があれば最低限顔に見えるのだろうか。そんな問いかけを「フェイス」からは感じることができる。一人一人の顔をしっかりと見るということは普段なかなかできないものだ。人の顔も歳を重なることで変わっていくし、様々な経験をすることでも変わっていく。その時その時のその人その人の今が顔には詰まっているのだろう。

 

 [蓮沼中学校 教育目標]

・人権を尊重する生徒の育成

・自ら学ぶ生徒の育成

・心身ともに健全な生徒の育成

 

 

 

 

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友達 - 田園調布中学校

 

大正から行われた田園都市構想により、今も伝統的かつ整った都市整備の姿が垣間見える田園調布。その地で育った中学生は「友達」という作品を作った。前の人に後ろの人が肩に手を乗せ、支えて励ましているような姿。大切な友達という定義はとても難しいけれど、大変な瞬間や分かち合いたい瞬間を共に過ごすことができるというのが大切なんじゃないかと思わせてくれる。

  

 [田園調布中学校 教育目標]

 自ら学び 考え 行動する

 思いやりの心をもち 正義を愛する

 生命を尊び 健康に留意する

 

 

 

 

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ぴーちくぱーちく - 中学校名が隠れて不明

  

小鳥のさえずりが語源となっている「ぴーちくぱーちく」という言葉。盛んに声を出すことから、人のおしゃべりが盛んに行われることを示す様にも使われる。デジタル社会が進み、一人一人の発言もより手軽になった一方で、プライバシーをSNSで公表するなど声を出すことに多大な責任が問われるようになってきた。しかし、人類は言葉で歴史を繋いできたことから、「声を出すこと」がこれからより大切になってくる。そんな期待や予想をこの作品は表現しているように感じた。

 

 

 

 

小学校、中学校、高校と、ある種当たり前のように学校に通ってきたなかで、大人になってから再度中学校のホームページを訪れたらとても大切なことが書かれていることに気づかされる。

 

 

個性を育んでいくこと、自ら考えていくこと、思いやりを持つこと。きっとあの頃は生活が続いていく中で、人と関わり、人の中で自分の価値を見出していくことの重要性なんて考えもしなかったから、どこか堅苦しく感じる教育方針になんの関心も持たなかったのかもしれない。

 

 

けれど今大人になり、再度教育方針や学校の目座す目標を見てみると、"今の自分"にどう当てはまるかを考えている自分がいた。きっとそれは昔を懐かしみたいのではなく、初心に帰り"今"の自分とどう関わっていくかという未来への希望に溢れている気がした。

  

 

 

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*引用・参考

大田区ホームページ:平和の森公園

平和の森公園 (大田区) - Wikipedia

大森第一中学校|大田区教育委員会

大森東中学校|大田区教育委員会

蓮沼中学校|大田区教育委員会

田園調布中学校|大田区教育委員会

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平和の森公園 Part1 / 平和島の歴史と名付け / 創造溢れる大田区中学生の作品たち

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中学生の自由さよ、想像を超えてゆけ。

  

 

 

 

平和島に寄り添う「平和の森公園」

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「平和島」。東京都大田区の大森と大井の間に位置し、東京湾に埋め立てられた人工島だ。なぜ平和島と名付けられたかと言えば、その答えは大正・昭和へとさかのぼる。横浜港が活用されていた時期、東京港は資金難にてなかなか開拓が進まなかった。しかし関東大震災をきっかけに開拓が進むことが決定し、東京港開拓が進むことになる。前向きな状況もつかの間、漁業や組合からの猛反対により開拓は途中で終了。開拓の中止により現在の平和島の一部に未開拓地が残った。検討の結果、太平洋戦争の俘虜収容所としての活用が決まり、戦後は戦犯一時収容所としても活用された。そういった経緯から、戦争を忘れない象徴としてこの埋立地は「平和島」と名付けられた。一つ忘れないでおきたいのは、平和島周辺の大森地域はかつて海苔の養殖が盛んであったこと。東京湾の開拓による排水や埋め立てにより現在は幕を閉じており、何かを失った上に何かが成り立っているということ。

 

 

 

 

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平和島が竣工されたのは1967年。開拓当初はまだ"島"として成立していたが、1981年に運河の一部が埋め立てられ、その地に「平和の森公園」が完成した。それによって、平和島と大森地域が平和の森公園によって繋がった。

 

 

 

 

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平和の森公園では、「平和都市宣言」として「愛し子の像」が公園全体を見渡していたり、

 

 

 

 

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「平和の広場」と名付けられた広々とした広場でおもいおもいの時間を過ごすことができたり、

 

 

 

 

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老若男女がトレーニングに励んだり、

 

 

 

 

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アヒルが池で優雅に泳いでいたりする。 

 

 

そんな平和の森公園には、大田区の中学生が作った石像たちが平和の広場を見守っている。

 

 

 

 

 

中学生の存在感ある作品たち

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夢 - 志茂田中学校

 

"みらいのわたし" というスローガンを合言葉に、未来へ向かう自分つくりの学校を目指している志茂田中学校。「夢」と題された作品は、顔も身長も人種も異なる3名がそれぞれ別の方向を見つめている。「人それぞれの個性は違って、得意なことややりたいことも違う。それぞれが目指す夢を追いかけていってほしい」という願いが含まれていそうだ。

 

 [志茂田中学校 教育目標]

・自ら学ぶ、行動力のある生徒を育成する

・優しく、思いやりのある生徒を育成する

・明るく、朗らかな生徒を育成する

 

 

 

 

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集い - 中学校名が隠れて不明

 

 「集い」と題される本作は、特徴の異なる7名が一つの場所に集まった情景を表現し、「これからこの7名で新しい何かを考え、生み出そう」という期待と発見に満ちた会のように見えた。残念ながら中学校名は黒くなり見えなかった。

 

 

 

 

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巣立ち - 大森第四中学校

 

「夢を育む学校」と語る細越政道校長が語るように、「感動」「笑顔」「希望」をキーワードに生き生きと活動する生徒を育てることを目標に掲げる大森第四中学校。「巣立ち」と題された作品は、4匹のヒナがいざこれから大空へと飛び立つ情景を表現している。いつか生徒は巣立っていってしまう。悲しさはありつつも、そこで培ったことを活かして、違う場所で活躍することを誓うような姿を見た気がした。

 

 [大森第四中学校 教育目標]

人権尊重 の精神を基調として、広い視野をもって未来を主体的に生き抜く資質を養うため、次の目標を掲げ、全教職員で教育実践に取り組む。

 恵まれた環境を活かし、

 「自主的で品のよい、健康な、努力を惜しまない生徒」を育てる。

 

 

 

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・・・alinfini(はてしなく) - 大森第十中学校

 

1947年(昭和22年)創立の大森第十中学校。2019年のめざす生徒の将来像を「社会に貢献しようとする人(未来の社会を創る人を育てる)」として、先ゆく未来を創造しようとしている姿が見える。「・・・alinfini(はてしなく)」は、そんな果てない未来を生徒たちが創造して表現したものなのかもしれない。様々な歯車が回って世の中ができていて、その世の中に自分も入っていく期待や不安も見え隠れするように感じる。

 

[大森第十中学校 教育目標]

人権尊重の精神を基盤とし、国際的視野に立ち、生涯にわたる学習の基礎を培うことをめざして、次の目標を設定する。

 ・心身ともに健康な生徒

 ・自ら学び、解決する生徒

 ・自他を大切にし、鍛え合い、高め合える生徒

 

 

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喜怒哀楽 - 馬込東?中学校

 

作品名「喜怒哀楽」。喜び・怒り・哀しみ・楽しむ、そんな人間として基本的なことでありながら、普遍的に大切にしないといけない気持ちを、ここまでストレートに豊かな表現力で作り上げた作品は、どの顔も記憶に残る顔をしている。日々のどれかを忘れてしまって自分を見失わないように、彼ら彼女らに教えられているような気持ちになれる。

 

[馬込東中学校 教育目標]

 夢と希望を持って、未来を拓く生徒を育成する

 ・自ら学び行動する生徒

 ・健康でたくましい生徒

 ・礼儀正しく心豊かな生徒

 

 

 

かつてなかった海面の上に陸地を作る埋立地。その陸の上で、人々は生活をして、中学生は表現を行なっている。そこに陸地がなければ今日の表現が行われなかったことを考えると、埋立地があってよかったと思いつつも、海苔の養殖のように伝統として残せたモノゴトが失われていっていることも事実だ。

 

 

 

そんな裏腹なモノゴトの上に地上があることを忘れず、中学生たちの未来が花開くことを願い、作品を鑑賞していきたい。

 

 

 

Part2へ続く。 

 

 

 

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*引用・参考

大田区ホームページ:平和の森公園

平和の森公園 (大田区) - Wikipedia

6:「京浜運河」開削計画と「平和島」の変遷 ~ 大森・蒲田 | このまちアーカイブス | 不動産購入・不動産売却なら三井住友トラスト不動産

水路をゆく・第二運河 平和島運河

ボートレース平和島の水面は東京湾の運河・・。 | ボートレース平和島 ピースターブログ

志茂田中学校|大田区教育委員会

大森第四中学校|大田区教育委員会

大森第十中学校|大田区教育委員会

馬込東中学校|大田区教育委員会

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国立科学博物館 in 上野 / 生き物が生きるということ / 美しさと気持ちわるさと綺麗と怖いと

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誰かは美しいと言って、誰かは気持ちわるいと言う。

  

 

 

 

国立科学博物館で出会った神秘

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上野にある国立科学博物館に行って

 

 

 

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思っていたんだ。

 

 

 

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生き物はただ生きていただけなのに

 

 

 

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誰かはそれを「美しい」と言い、

 

 

 

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誰かはそれを「気持ちわるい」と言った。

 

 

 

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誰かはそれを「綺麗だ」と言い、

 

 

 

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誰かはそれを「怖い」と言った。

 

 

 

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彼ら彼女らは

 

 

 

ただ生きていただけだったのに。

 

 

 

 

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SHADOW OF SHADOW / 彫刻家キム・ヨンウォンが見る影の世界 / ない空間に見えるある空間

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ない空間には、ある空間が広がって、そこに本当が見つかって。

  

 

 

 

彫刻家キム・ヨンウォンが見る影の中の影

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photo:그림자의 그림자 (흘로 서다) / 김영원 (2011)
SHADOW OF SHADOW (alone) / Kim Young Won

 

ソウル市内を歩いている時、遠目から「大きな人がいる!」と思ったのが彼の作品との出会いだった。作品名は、"그림자의 그림자(SHADOW OF SHADOW)"。日本語では「影の影」というなんとも意味深いタイトルだ。

 

「影の影」を作ったのは、韓国のベテラン彫刻家"キム・ヨンウォン(Kim Young Won)"、1946年生まれ。キム氏は、1975年から芸術関連の活動を始めて以降、ソウルの中心地である光化門広場に立てられた世宗大王像を制作したり、世界でも数多くの彫刻展に参加するなど、韓国でも世界でも名高い地位を築いている。また培ったキャリアを活かし、国立大学忠北大学や弘益大学では美術教授に、香港大学では芸術学部長に就任し教育にも力をいれている。2008年以降は韓国彫刻家協会の理事長を務め、韓国の美術界では欠かせない存在になっている。

 

「影の影」の作品をよく観察してみると、全身が白いマネキン。右半身は人の形を再現しているが、左半身はスパッと一面が切られたように綺麗な平面になっていることが特徴的だ。またタイトルに(alone=一人きり)とあるのも何か意味がありそうだ。

 

なぜこの作品ができたのか答えは出ず、私は先を進むことにした。

 

 

 

 

DDPに"SHADOW OF SHADOW - The Road"

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東大門(トンデムン)という地域を歩いていると近未来的な建物が見えてくる。2014年3月にオープンした「Dongdaemun Design Plaze(東大門デザインプラザ)」、通称"DDP"だ。イラク出身の建築家ザハ・ハディッドによって設計され、空間を捻じ曲げたような非線形な立体設計技法が用いられている。DDP内にはミュージアムやアートホール、デザインマーケットやショッピング店など、ソウルの新たなランドマーク的存在になっているという。

 

 

 

 

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photo: 그림자의 그림자 - 길 / 김영원 (2016)
SHADOW OF SHADOW - The Road / Kim Young Won

 

そのDDPの入り口にまたしても"SHADOW OF SHADOW"が立っていた。今度は全身金色でDDPの中央部分をじっと見つめている。完成は2016年、高さは8メートルある。今度のタイトルには"The Road = 道"と名付けられ、先ほどのaloneとは意味合いが違うようだ。

 

 

 

 

 

貴重な制作風景の動画があったので、見てみてほしい。型に銅材を流し入れ、部分部分を溶接して、表面を整えていく。幾人もの技術者の協力があって作品が出来上がっていることがよくわかる。4:06辺りに出てくる白髪の男性がキム・ヨンウォン氏だ。

 

 

 

 

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aloneを見て考えていて、The Roadを見たことで気づいたことがあった。切り取られた面を見ていると、そこには人の体がないはずなのに、切り取り面の部分に想像の空間を頭の中に広げていることだった。もしかしたら、「あることはあること、ないこともあること」なのではないかということに気づく。切り取られた先にも空間が広がり、人にそれを想像させる。ないはずの空間に何かがあり、人はない空間にある空間を見出そうとするのかもしれない。

 

 

 

 

DDPに"SHADOW OF SHADOW - Flower Blossom"

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photo: 그림자의 그림자-꽃이피다 / 김영원 (2016)
SHADOW OF SHADOW - Flower Blossom / Kim Young Won

 

The Roadの少し先にまたしても"SHADOW OF SHADOW"があった。The Roadの金色より少し茶色がかっている。こちらも完成は2016年、高さは8メートル。タイトルはFlower Blossom(花の開花)。

 

 

 

 

 

こちらも貴重な制作風景が残っていた。人の体が開く部分の溶接にかなり苦労していることがわかる。

 

 

 

 

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キム氏は、Flower Blossomでは、「人間の欲望と、人間の歴史の誕生と消滅を、花の生成と消滅で再現した」という。人が見ている外側の自分の中には、祖先の血や欲や夢や悲しみなどが渦巻いて、もっとも内側の自分が見えない。仮に自分という存在が何層にも連なって自分ができているのだとして、一番内側の自分は外側からは見えないけれど、一つ一つを剥がしていってくれる誰かがいれば、一枚一枚剥がしていって、本当の自分を見つけることができるのだろうか。

 

 

 

 

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キム氏は「影」について以下のように表現している。

A shadow is a reflection of the individual’s scent and emotional space.

影は、個人個人のにおいや感情的な部分を写すものだ。

 

 

"ない空間"で見えないものは人の想像力で"ある空間"が見えたり、表面的には見えない部分は花びらを一枚一枚はがすようにしていければいつか本当の自分を見つけることができる。

  

 

「影」の中にこそ、自分の答えがあるのかもしれない。

 

 

 

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*引用・参考

Kim Young-won brings unique perspective to historic Italian city-INSIDE Korea JoongAng Daily

Human form-INSIDE Korea JoongAng Daily

10 Korean Sculpture Artists to Watch | The Artling

10 Korean Sculpture Artists To Watch | Hong Kong Tatler

The Dongdaemun Design Plaza, Seoul, South Korea - Travel Past 50

Korea and Italy rediscover nudity

ARTE COMMUNICATIONS - Venezia | Open Venezia | Spazi Espositivi | Mostre | Esposizioni | Eventi - ITALIAN AND COLOMBIAN ART IN THE CHANGWON SCULPTURE BIENNALE 2016

Sculpture Exhibition of Kim Young Won [Me-Towards Future]

동대문디자인플라자 '나 미래로' 김영원 조각전 - YouTube

東大門デザインプラザ(DDP)|東大門(ソウル)の観光スポット|韓国旅行「コネスト」

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"ソウルの森"に行ってみて 4 / 金網人間のパペットマン / 殻を破って外の世界へ

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僕らはいつだって殻を破って新しい世界を見たいのだ。

  

 

 

 

 

ソウルの森とは 

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「ソウルの森」。韓国語では"서울숲"と書くソウル市内にある公園がある。2005年にオープンしたソウルの森は、35万坪もの広さがあり、その中は4つのエリア"Culture & Art Park, Educational Experience Park, Eco-forest Park, Riverside Park along Hangang River"に分けられ、それぞれのテーマに沿った設置や緑が広がっている。今回は、最終回の金網人間に出会ったことについて。

 

 

 

1と2と3はこちらから

 

 

 

 

森の中に"金網人間"現る

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広大なソウルの森をさまよっていると、木々の間に人影のような形が見える。けれどなぜだろう、体が透けている?

 

 

 

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少し近づいたけれど、まだ僕の頭は理解が追いついていない。「巨大で・人型で・透けている」存在がそこにいる。

 

 

 

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目の前に着いてやっとわかった、本当に巨大で人型で透けていたのだ。透けているのはおそらく金網でできているから。関節それぞれのひねり具合が絶妙に人間らしさを表現している。高さはこの体制で5メートルぐらいあるので、直立したら10メートルぐらいはあるんじゃなかろうか。見ているとなんだかドラクエのパペットマンを思い出す。

 

 

 

 

ちなみに参考までにパペットマンはこちら。ひねりぐらいは似ている。。。か?金網人間の方がスタイリッシュさは持っている。

 

 

 

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中心の風車は心臓で、風で回るときに命を吹き込まれるのだろうか?紹介文は以下のようにある。見て鑑賞することをメインにしているようだ。

[マップの紹介]

12 무장애 놀이터 Disabled-friendly Playground

거대한 사람 모양의 조형물이 눈길을 끕니다. 창의력과 상상력을 키울 수 있습니다.

12 バリアフリーな遊び場

巨大な人型の造形物が存在感を放ち、創意力と想像力を育てることができます.

 

 

 

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こちらからの角度では、首のひねり具合で襲われそうな気さえしてくる。沈む太陽をバックに透け具合と金網の黒のコントラストがとても美しい。

 

 

 

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柵に固定された足。草履でも履いているような足の裏。柵を突き出ている感じが枠を壊そうという気概を感じさせる。

 

 

 

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左腕は縦に力を込めていて、穴のような部分からはい出る瞬間のようだ。

 

 

 

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右手は柵の端を掴み力の入れ具合を感じる。

 

 

 

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なぜそこまでしてそこから出たいのか。その穴は始まりの場所なのか、囚われてしまった自分や社会という殻なのだろうか。

  

 

 

 

金網パペットマンの中に潜入

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観賞がメインと書いたけれど、実はこの金網パペットマンの中には入ることができる。遊ぶ際は以下の注意に従って安全に遊びましょう!

이용안내

● 사용연령 : 7세 이상

● 동시사용 최대인원 : 6명

● 사용상 주의사항

☆ 사용연령 범위 이외의 어린이는 보호자의 충분한 감시, 감독이 있는 경우에만 이용하세요.

☆ 놀이터 내부에서 가로질러 뛰지 마세요.

☆ 차례를 지켜서 사용해 주세요.

☆ 바닥이 미끄러울 수 있으니 뛰거나 구르지, 마시고 위험한 장난은 삼가해 주세요.

요 서울숲 공원 관리사무소 8 02)460-2905

利用案内

● 使用年齢 : 7才以上

● 同時使用最大人員 : 6人

● 使用上注意事項

☆ 使用年齢以下のお子さんは保護者の十分な監視, 監督がある場合にだけ利用してください.

☆ 遊び場内部で走らないでください.

☆ 順番を守って利用してください.

☆ 床が滑ることがあるので走る転がるなどの危ないことはご遠慮ください.

ソウルの森 公園管理事務所 8 02)460-2905

 

 

 

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入り口は右足と左足の二つあり、右足はスネ、左足はくるぶし部分に空いている小さな丸から入る。monokannは左足から潜入。結構動きづらくてへっぴり腰がすごい。

 

 

 

 

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脱出。

 

 

 

  

外の世界を見に行く気持ち

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人は様々なシガラミの中で生活をしている。それは会社とか家庭とか、友人とか国だってそうだ。そして外の世界に気が付いた時、その殻を破って違う世界を見たくなるものだ。金網人間の作者はわからなかったけれど、そういう感覚を伝えたかったのかなと思いながらソウルの森を後にした。

 

 

 

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 そうきっと、地球というのも一つのシガラミ。

 

 

 

いつだって夢は持ち続けていたい。

 

 

 

 

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"ソウルの森"に行ってみて 3 / 巨大なウミガメ遊具さんに遭遇 / 森の中で海の大切さを教わる

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森の中に海も必要だったりするわけだ。

  

 

 

 

 

ソウルの森とは 

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「ソウルの森」。韓国語では"서울숲"と書くソウル市内にある公園がある。2005年にオープンしたソウルの森は、35万坪もの広さがあり、その中は4つのエリア"Culture & Art Park, Educational Experience Park, Eco-forest Park, Riverside Park along Hangang River"に分けられ、それぞれのテーマに沿った設置や緑が広がっている。今回は、森の中に存在する海の生き物たちにご対面と行こう!

 

 

 

1と2はこちらから

 

 

 

 

海からのお客さま

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公園内を歩いているといやに異質なスペースがある。マップには「어린이전용 모래놀이터」とあり、「子供たちの砂遊び場」という記載。しかし、なぜかその中に、海をイメージさせる模様の壁があり、中央に"ウミガメ"が佇んでいる。しかも、かなりデカい。

[マップの紹介]

7 어린이전용 모래놀이터 Children's Sand Playground

어린이들을 위한 국내 최초의 모래 놀이터입니다. 어린아이의 오감을 자극하는 거북이, 불가사리, 조개 모양의 놀이도구들이 마치 바닷가에 놀러온 것 같은 느낌을 안겨줍니다.

7 子供たちの砂遊び場

子供たちのための国内最初の砂遊び場です。子供たちは砂場とカメ・ヒトデ・貝の遊具で遊ぶことで行動を刺激され、まるで海辺に遊びに来たような感覚を抱くことができます。

 

 

 

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このウミガメ遊具さんの長さは約4メートルほどあり、かなりの大きさ。白亜紀後期に存在した世界最大のカメ「アーケロン」の全長も3.5〜4メートルほどだったというので、目の前にいたとしたら恐ろしさを感じる。現存するウミガメの種類の中で見ると、模様から推測するに、おそらく"アカウミガメ"あたりが近そうだ。ウミガメを中心に右にはヒトデ、左には貝、壁にはイルカや魚など海の中の情景が描かれていて、森の中に川ではなく、海が広がっている。

 

 

 

 

こちらがアーケロンの動画。巨大すぎて何がなんだか理解が追いつかない。恐竜も実際は海から陸上した存在。恐竜がいた時代の海の中は、アーケロンのような生物がうじゃうじゃいたというのだろうか。

 

 

 

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ウミガメ遊具さんを間近で見てみると、無表情のこわさはあるが、凶暴さはなく中々に愛くるしい顔をしている。改めて、こんなカメの公園遊具は初めて見た。

 

 

  

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そして右側のヒトデさんと、

 

 

 

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左側の貝さん。

 

 

 

ウミガメ遊具さんの中に潜入

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行動を刺激される砂遊び場。ウミガメ遊具さんの中はいったいどうなっているのだろうか?潜入である。

 

 

 

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体の中には、海の中の光景があった。カニ・お魚・サメ・ヒトデ・イルカに海藻。「自分が海の中にいて、一緒に泳いでいるような気持ちになってほしい。」そんなメッセージが込められいるかのように、優しげな空間がウミガメ遊具さんの中には広がっていた。

 

 

 

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最後は一緒に記念撮影。

 

 

 

ウミガメは、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにも登録され、絶滅危惧種認定されている生き物。日本にも5種類ほどのウミガメが産卵をしにくるという。100個の卵を産んでも生き残れるのはその内の1匹なんだとか。

 

 

 

命の大切さ、生き物の尊さを感じることは中々に難しいこと。でももし、子供たちがこのウミガメ遊具さんと遊ぶことで、海の生き物にやさしさを抱いて、生き物を大切にしようという愛着が湧いたら素晴らしい。

 

 

 

ソウルの森は森だからって緑のことだけを教えてくれるのではないのかもしれない。「海も緑も同じ自然。自然を大切にすることを感じることができる」なんていうメッセージが含まれているんじゃないかと、勝手に推測してみたりしていた。

 

 


 

 

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*引用・参考

ウミガメ - Wikipedia

ウミガメとは

古代のカメ 巨大ガメ アーケロンの彫刻が登場 | 海と日本PROJECT in 和歌山県

これが恐竜時代の巨大ウミガメ「アーケロン」 実物大に復元 - 産経WEST

ウミガメについて |WWFジャパン

ウミガメ保護ハンドブック 環境省自然環境局 日本ウミガメ協議会

ウミガメの種類 全8種写真あり | 海水魚の種類と釣り方

国際自然保護連合(IUCN)レッドリストの改訂を発表~アユモドキなど日本で生息環境が脅かされている生き物がリストアップ - オフィシャルPro|NACS-J

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"ソウルの森"に行ってみて 2 / 作品の意味ととらえ方の自由 / 彫刻の森に点在する作品群 後編

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作品を正しくとらえること、意図しないとらえ方をすること。

  

 

 

 

 

 

ソウルの森 

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「ソウルの森」。韓国語では"서울숲"と書くソウル市内にある公園がある。2005年にオープンしたソウルの森は、35万坪もの広さがあり、その中は4つのエリア"Culture & Art Park, Educational Experience Park, Eco-forest Park, Riverside Park along Hangang River"に分けられ、それぞれのテーマに沿った設置や緑が広がっている。今回は、彫刻の森の後編へ。

 

 

前編はこちらから

 

 

 

 

彫刻の森に点在する作品群 後編

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조각정원(彫刻の森/Sculpture Park)

 

 

 

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적의(積意)(박석원) Accumulation 0628 / 박석원 PARK Sok Won(2006)

 

박석원はどこまでも自然を理解し、自然の摂理を表現することを重ねてきた人だ。彼は、模索の時代(1965〜73)から、分節(1974〜89)と結合(1990年〜現在)という思考にいたってきた。「積意」というシリーズは、そんな結合の考えにまでたどり着いたからこその作品。自然は繰り返すもの。自然にあるものは離れたり繋がったり離れたり繋がったりのサイクルで回っている。そんな摂理が作品に込められた。 

 関連作品:■ 네오룩_www.NEOLOOK.com

 

 

 

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집과 가정(이수홍) House & Home / 이수홍 LEE Soo Hong(2006)
 

ソウル内だけでなくアメリカの大学院でも彫刻を学んだ이수홍は、現在はソウルにある弘益大学の教授を勤めている。이수홍が定説するのは「内と外、その間」という相反するものの真理だ。生と死、上と下、明るいと暗いなど、相反するものがあってこそ世の中は成り立ち、その疑問を考え続ける先に彼の答えがきっとある。

 関連作品:이수홍, <시간을 담다-어제, 오늘 그리고 내일>(2004) - 홍대신문

 

 

 

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숲속, 그 영롱한 빛 속에서 Rhythm of forest / 황영애 Hwang, Young Ae(2009)

 

황영애の作品にはとても華やかさが感じられる。生命の力や美しさをスタイリッシュな造形と繊細な色合いで表現する。作品が縦に長くなっているのは、大地から目が出て、天に昇って成長していく様を描いているのだろう。 

 関連作品:황영애 HWANG, YOUNG-AE

 

 

 

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의지 Will / 김경화 Kim Kyong Hwa(2000)

 

実は彫刻の森は開園した当初とは少し作品が変わっている。初期はあったけれど、monokannが行った時はすでになかったものもある。そんな中で、この作品は後になり設置された作品のようだ。김경화は、作品の中で、人生の意味や歴史を模索している。それぞれの要素が組み合わさることにより周回して回る摂理も表しているのだろう。 

 関連作品:https://www.publicart.or.kr/search/total_list.do

 

 

 

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돌・바람 Stone・Wind - 0912 / 김방희 Kim, Bang Hee(2009)

 

積み重なる石。ただなんとなく重ねたのではなく秩序やルールが存在する。石に引っかいたような跡があるのも、その地に風が流れたことをさすとか。繋がった石と石のまたいで風が吹いて、地と地が繋がっていくのであろう。そうやって自然は成り立っている。でも、見ただけではそこまで考えに至れなかった。無念。

 関連作品:미술작품 통합검색

 

 

 

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책 Books / 최은경 CHOI Eun Kyung(2004)

 

최은경は考える、「本とは人間が作り出した知識の産物である」と。動物には性欲・食欲・睡眠欲が備わっているが、なぜか人間は知恵を本に写し、歴代で伝えていく。その欲はどこから来るのだろう、知識欲というのか伝達力というのか。今回の彫刻の森でもっとも感銘を受けた作品。 

 関連作品: [조각의미학] 13. 최은경의 예술세계 - 경기신문

 

 

  

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시인의 발자국 A poet's footmark / 장형택 Chang, Hyung Taek(2009)

 

現代人は急いでいるし疲れている。なぜそんなに急ぐ必要があるのか、日々の中で見過ごしてしまっていることはないだろうか。「詩人の足跡」と題された本作。伝えたかったのは、風の息吹も自然の声も聞けなくなっている現代人に、言葉や思いを大事にする詩人のように、この靴に座って自分を見つめ直してほしいということだった。(実はこの靴の後ろ側は座れる。)ここに座って今自分が大切だと思うこと、やりたいと思うことを、自分に聞いてみるといいのだろう。 

 関連作品:호주의 1등 한글신문 톱뉴스

 

 

 

 

交通事故の痛みと今の笑顔と 

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바람의 한가운데 In the Center of the wind / 김용진 Kim, Yong Jin(1991)

 

김용진が表現する本作は、交通事故の現場を再現することにより、便利になっていく世の物質を批判した作品となっている。ハンドルに残された左腕は、人が自動車という人工物を理性的に操るのではなく、人工物によって人の本性が浮き彫りにされてしまうことを伝える。人はなぜか物に操られ、時に暴力的になってしまう。物を持っていることがすごいわけではない。物は生活をよくするものであって、踊らさるものではないということだろうか。 

  関連作品:SCULPTURE ( public sculptures & art works ) – 별빛상자공작소 STARLIGHTBOX

  현대인의 단면을 상징, 김용진의 ‘바람의 한 가운데’ [조영남 길미술] 7회 - YouTube

 

 

 

 

 

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興味深々で作品の写真撮影に没頭していると近所のおばさまが話しかけてきた。monokannは韓国語が話せなかったけれど、翻訳アプリとジェスチャーで気持ちを伝えることができた。おばさまは自分の携帯で写真を撮ってほしいというので、喜んで撮ってあげた。とても満足げなことにうれしさのおっそわけをもらった気がした。

 

 

 

いくら作品が交通事故の悲劇を表現し、それを強く伝えようとしても、たまたま訪れたおばさまは自分を楽しくさせる作品として写真撮影をしたりする。作品ができた時、それは一つの素晴らしい想いの下で完成する。しかし、世に放たれるととらえ方は無限に広がっていく。どちらが間違いというよりは、どちらも正しいんだと思う。

 

 

 

作品を正しくとらえて自分に投影して学びを深めていくことも素晴らしい。一方、作者の気持ちはわからないけれど、楽しそうに見えるからと利用することも素晴らしい。一人一人が通ってきた道は違うのだから当たり前のこと。作品が発表された世界へ放たれたのなら、その作品に感謝して、自分らしいとらえ方をしていけばいいのだと思う。

 

 

 

表現は自由で、とらえ方も自由なのだから。

 

 

 

 

 

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*引用・参考

http://seoulforest.or.kr/info/park-info/

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"ソウルの森"に行ってみて 1 / 公園とアートの関わり方 / 競馬の躍動感と彫刻の森に点在する作品群 前編

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「アート×公園」という組み合わせこそ、日常の想像力を掻き立てる。

  

 

 

 

 

ソウルの森 

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「ソウルの森」。韓国語では"서울숲"と書くソウル市内にある公園がある。2005年にオープンしたソウルの森は、35万坪もの広さがあり、その中は4つのエリア"Culture & Art Park, Educational Experience Park, Eco-forest Park, Riverside Park along Hangang River"に分けられ、それぞれのテーマに沿った設置や緑が広がっている。2003年ごろから多くの市民ボランティアの方々による木々や緑が植えられた助けがあったことも忘れてはいけない。そんなソウルの森に行ってきて忘れられない存在がたくさんいたので書いてゆきたい。

 

 

 

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「ソウルの森」の入り口は複数あるが、ソウルの森駅(KORAIL盆唐線)やトゥクソム駅(ソウル交通公社2号線)を使うといいだろう。ソウルの森駅から来れば、"UNDER STAND AVENUE"というコンテナが連結した商業文化空間に立ち寄ることもできる。飲食店のおじさんはとてもやさしかった。うれしそうに水餃子を準備してくれたのだから。疲れていたからコーラが心底おいしかった。

 

 

 

 

競馬の躍動感がここに

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스타트(2005,5,7)

 

入り口を抜けるとすぐCulture & Art Parkエリアが広がり、"스타트(軍馬上/Horse Statues)"と題された作品がお出迎えしてくれる。스타트がここにあることは過去この地に競馬場があったことに由来する。朝鮮時代からトゥクソム地域には牧場があり、競馬場は1954年にオープンし35年間運営された。しかし、1989年に果川市にソウル競馬場がオープンしたことにより幕を閉じたという。こんなに躍動感のある競馬のシーンを切り取ったモニュメントは見たことがない。

 

「最終コーナーを曲がり、ゴールはあと少しだ!」

 

 

 

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競馬の躍動を感じながら、次に出迎えてくれるのは「I●SEOUL●U」のオブジェ。人と人、情熱とゆとり、ソウルと世界の共存をイメージして作られた。大きなものは「汝矣島漢江公園(ヨイドハンガン)」に置かれているので、SEOULの今を感じたい方は行ってみてはいかがか。

 

MONO●SEOUL●KANN! 

 

 

 

 

彫刻の森に点在する作品群 前編

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조각정원(彫刻の森/Sculpture Park)

 

Culture & Art Park空間はまだ続き、次に「彫刻の森」が広がる。ソウル市立美術館(SEOUL MUSEUM OF ART)が関わる作品が点々と置かれている。その全作品を紹介していきたい。今回はその前半戦。

 

 

 

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제 시 Presentation / 심문섭 SHIM Mun Sup(2006)

 

심문섭氏は木材や石材を使った作品が多いようだ。その要素を盛り込んだ屋外作品。

 関連作品:전시 > 프로그램 국립현대미술관

 

 

 

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약속의 손  Holding Hands of Promise Ⅱ / 강희덕 Kang Hee Duk(2007)

 

강희덕はソウルカトリック美術家会の会長も務めた方で、人の部分部分を切り取った説得力のある作品が忘れられなくなる。強く握った手と手の中にどんな思いが込められているだろう。

 関連作品:[문화인터뷰] 서울가톨릭미술가회 신임 회장 강희덕 교수

  강희덕 작가의 약속의 땅_길에서 미술을 만나다 시즌2, 5회 - YouTube

 

 

  

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바람 속 산책 Walk around in the wind / 호해란 Ho, Hae Ran(2009)

 

キャッチーでユニーク、そしてどこか子供的な感覚が호해란の作品からは伝わってくる。こんな楽しさを通り越して遠い目をして木馬に乗るなんてことは、僕にはできない。

 関連作品:내일신문

 

 

  

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함께 걷기 Walking Together / 이용덕 LEE Yong Deok(2006)

 

이용덕の作品には、人が当てがわれる。ただ、普通に人を切り取るのではなく、その先の目的や意思を感じさせる。一緒に歩く二人は、自分と他人か、自分と自分か。

 関連作品:역상조각의 창시자' 이용덕 - 일요시사

 

 

  

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대지의 어머니 Mother of the Earth / 오상욱 OH Sang Wook(2006)

 

오상욱はこの作品を屋外で使えるベンチにしたかったという。場所が仮にリビングだったとしたら、大きめのソファが二つ置かれているようで、テレビや映画にくつろいでいる姿さえ想像できる。今日はハリウッド映画でも見ようかな。 

 関連作品:작가/작품보기

 

  

 

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숲의 향해 Voyage of the Forest / 원인 중 WON in Jong(2006)

 

「森の中の航海」と題された作品は絶妙なバランス感覚で森の海を漕いでいけそうな感覚になる。作者を調べることができなかったが、見た目から動きと滑らかさ、自然に溶け込む感覚は感銘を受けた。

 関連作品:不明

 

 

 

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언덕에 서서 Standing on the hill / 오세문 Oh, Se Moon(2009)

 

오세문はステンレス鋼板を用いて、人の体の一部を表現する。人の体とは柔らかな曲線があってこそだが、それを見事に表現している。Standing on the hillと名付けられた本作も、中央に立つことで女性の谷間の中心に立つことができるという、本能的な喜びを感じられた。 

 関連作品:오세문展 :: Sculpture (2012. 09. 29 ~ 2012. 10. 05) : 네이버 블로그

 

 

 

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바람이 머무는 자리3 A place where wind dwell 3 / 이기칠 Yi, Gee Chill(2009)

 

이기칠のいくつかの作品を見ていると、「居住すること」に対して物事を関連づける作品が多いように感じた。居住と言いながら空洞が空いて、外と中が繋がっているような感覚。住むとは内にこもることをいうのではなく、"外の世界"と繋がった先に"中の世界"が存在することを表しているのかもしれない。 

 関連作品:공연_전시안내 > 전시일정 - 대구 중구 봉산문화회관

 

 

 

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나들이 A Short Visit / 김수현 KIM Soo Hyun(2006)

 

女性の表現を追求した김수현は、女性の滑らかな体のラインをブロンズなどで表現する。女性とは一体どんな存在だろう。母、彼女、友達、知人、芸能人など、日々様々な女性と触れ合う中で、女性の本質が見えてくるのかもしれない。

 関連作品:한국현대조각초대전(백현옥,권달술,김승환,최명룡,이길명,김수현,이정자,강석원,류종민,권창남 )

 

 

 

 

公園の中に当たり前にアート作品があり、想像力を掻き立ててくれる。しかも入り口にあることで、公園の看板としてアート作品を利用している。

 

 

公園はただ遊ぶ場でも、のんびりする場でもなく、自分のクリエイティビティを広げる場であることが必要なのかもしれない。 

  

 

残りの作品は後半で

 

 

 

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*引用・参考

http://seoulforest.or.kr/info/park-info/

UNDER STAND AVENUE|ソウル東部(ソウル)のショッピング店|韓国旅行「コネスト」

ソウルのブランド-I・SEOUL・Uのご紹介ページ

펜펜의 나홀로 여정 :: 자연과 예술 어우러진 서울숲 조각정원

■ 네오룩_www.NEOLOOK.com

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東京23区にある動物の公園遊具5選 / ゾウに子ジカにダックスフント / 海に暮らすイルカや伝説のユニコーンまで

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公園遊具には動物さんがたくさんいることに気づいたのでご紹介。東京23区編。

  

 

 

 

新宿区「あかぎ児童遊園」の2匹のゾウ 

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関東でまず訪れたいのが新宿区にある「あかぎ児童遊園」。何と言っても巨大なゾウの滑り台がお出迎えしてくれる。しかも、地形を活かして2匹のゾウが合体して、連結した滑り台になっており、滑ると意外に急で、大人も子どもも楽しめるはずだ。あかぎ児童遊園は、小さな動物遊具があったり、舗装路がワニの形になっていたりと、公園全体で動物を堪能することができる作りになっている。 

あかぎ児童遊園 詳細

所在地:東京都新宿区赤城下町21番地

アクセス:東京メトロ東西線神楽坂駅 徒歩5分、東京メトロ有楽町線江戸川橋駅 徒歩8分

開園時間:4月~10月 8時~18時、11月~3月 8時~17時

開園年月日/改造年度:昭和44年11月27日 / 平成4年度

面積:611.24平方メートル

 

 

 

大田区「本町児童公園」の子鹿とダックスフント

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大田区にある「本町児童公園」は、住宅街の中にあるポツンとある小さな公園。砂場やすべり台など普通の遊具の中に紛れて、忘れられない動物さんが2匹いる。子鹿と犬のダックスフントだ。公園のなんとも中途半端な位置に置かれ、互いが近すぎるほど、近距離で見つめ合っている。愛くるしい2匹に会いに行ってほしい。

本町児童公園 詳細

所在地:東京都大田区大森本町1丁目9−16

アクセス:京浜急行本線 平和島駅 徒歩10分、大森海岸駅 徒歩15分

開園時間:公園内に記載なし

開園年月日/改造年度:1971年(昭和46年)

 

 

 

港区「芝浦公園・本芝公園」の海を生きるものたち

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動物は陸を生きるものに限らない。海の生物だって公園遊具になってしまう。港区「芝浦公園」はイルカさんとクジラさんの遊具が置かれている。東京湾に近い立地を活かしたからこそだと思うのだが、近くの海を公園遊具でイメージさせるなんて、とてもいい試みだ。近くの本芝公園には、立派な船と貝殻遊具もあるのでお見逃しなきよう。

芝浦公園 詳細

所在地:東京都港区芝浦一丁目16番25号

アクセス:JR京浜東北線 田町駅 徒歩5分

開園時間:公園内に記載なし

開園年月日/改造年度:調査未

面積:面積:6,800.94平方メートル

 

 

 

文京区「カイザースラウテルン広場」の伝説の動物

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文京区にある「カイザースラウテルン広場」に行けば、伝説の動物だって公園遊具になってしまうんだということを感じられるだろう。伝説の動物であるユニコーンや人面魚、アンモナイトやカタツムリなど不思議な遊具が置かれている。この広場は、文京区とドイツのカイザースラウテルンの友好の証であり、ドイツの彫刻家ゲルノト・ルンプフ氏と夫人バルバラ・ルンプフ氏の二人によって制作された。

カイザースラウテルン広場 詳細

所在地:東京都文京区大塚3丁目1−11

アクセス:丸ノ内線 茗荷谷駅 徒歩2-3分

開園時間:公園内に記載なし

開園年月日/改造年度:1993年(平成5年)

 

 

 

台東区「三筋児童遊園」の細長スペースにゾウくん

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最後は台東区にある「三筋児童遊園」。この公園、とにかく細長い。ここまで細長い公園を見たことないのだけれど、わずかなスペースを活かして公園が作られた。真ん中にあるゾウの滑り台は、あかぎ児童遊園に比べるとかなり小柄でキュート。ちょっと寂しさだって感じてしまうから、ぜひこの子に会いに行ってほしい。 

三筋児童遊園 詳細

所在地:東京都台東区蔵前4丁目18-7

アクセス:都営大江戸線 蔵前駅 徒歩10分

開園時間:公園内に記載なし

開園年月日/改造年度:昭和30年1月30日、昭和56年に改造

 

 

 

これまでいくつもの公園に行ってきて、動物をかたどった遊具が本当に多かった。

 

 

 

今回のもの以外にも、サル・ライオン・ブタなどなど多くの動物遊具が存在する。

 

 

 

しかもそれぞれ表情も異なるからまた愛くるしい。

 

 

 

あなたの街でも探してみてほしい、そしてmonokannに教えてほしい。

 

 

 

きっと楽しい動物たちがあなたを待っているはず。

 

  

 

 

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