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“秩父珍石館” / 圧倒・圧倒・圧倒的な人面石 / 無機質な物に芽生える人の感情

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目・口・骨格、それらが集まれば人に見えて、命を感じる。

  

 

「秩父珍石館」にお邪魔する

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埼玉県秩父市上影森、秩父駅からも30分ほどの静かな住宅の中に気になる看板が目に入る。「寿し/うなぎ/天ぷら 岸和田」・・・ではなくその下「珍石館?」。扉の上にも「秩父珍石館」という文字が見える。赤い服を着た女性がお花の手入れをしているが関係者だろうか?

 

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女性に「こんにちは」と挨拶をすると、ハキハキした明るい声で「あーいらっしゃい!見学?」と尋ねられた。女性は、秩父珍石館の二代目館長”羽山芳子”さんだった。入場料400円を払い、ビターなチョコをくれた。ちょうどエネルギーが切れかけていたのでありがたい。

「秩父珍石館」は、芳子さんの父で初代館長の”羽山正二さん(故)”が始めたもので、珍しい石や鉱石などをこれでもかと集めた珍石の博物館だ。正二さんのお顔は写真右上の方。展示は1階と2階があり、合計で1700個もの石があるというんだから驚き。入り口にも多くの石が並べられており、人の顔に見える”人面石”が多く見られる。例えば真ん中の泣いているような石は、裏から水を流すと涙を流したように見える、面白い。水は蜂蜜容器から流していることはシュール。

 

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芳子さんは珍石館の中のことをこれでもかと熱心に教えてくれる。お客さんもmonokannだけなので、マンツーマン講座でみっちりだ。父正二さんや石の話をしている芳子さんは実に生き生きと楽しそう。

なんでも、正二さんは最初珍しい石を集め始めたが、途中人の色々な表情に見える人面石を見つけ、人面石収集のトリコになってしまったようだ。左下のものは亀の甲羅にしか見えないが、これもしっかり石であるんだからすごい。

 

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その石はどこで見つけるのかといえば、近くの荒川や山(武甲山)からのようだ。また、アメリカなどから取材もあるとのことで、世界中から人面石も送られてきているという。確かに、護国観音様を見にいく時、「随分山が削られてるな」って思っていたのだけれど、「石の削り出しをしていたのか!」と至極納得した。

 

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1階の奥には、芳子さんのオススメだという「ライオンキング」みたいな石を紹介してくれた。確かにライオン感が出ている。でも周りのふさふさは取り外し可能だった。

 

2階は人面石の巣窟

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続いて2階に通してもらって本当に驚いた!人面石の圧倒・圧倒・圧倒的な量。”大きいこと”と”量があること”は、人を説得させてしまう要素だと思っているのだけれど、まさにそれ。すでにちょっと好きやオタクなんてレベルをはるかに超えている。2階には多くの人面石以外にも、山などに見える鉱石、古いライカなどのカメラも展示してある。

 

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人面石をゆっくり見ていくと、何やら石のそばに名前らしき物が書かれている。マツコデラックス、テレ玉くん、すっぱムーチョ、バド星人など、有名人からコアなキャラクターまで様々。芳子さんに話を聞くと、来館してくれた人に自由に名前を付けてもらっているのだという。人それぞれ人面石の見え方は違って、その人が思い浮かべる石の名前をつけていいのだという。命名なんてかなりその人のセンスや人生観が出るなって緊張しながらも、当然monokannも最後に名前を付けさせていただいた。

 

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ミニラに、アルフに、Hanter×Hanterゴンさん!本当にセンスが高い!上の段は外国の方から届いた人面石。本当に世界中にファンがいるみたいだ。

 

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ちょうど東京でムンク展がやっていたこともあり、ムンクの叫びもピックアップされていた、似ている。その隣に、トランプ大統領やエルビスプレスリーなんかを置くあたりも変な意図を感じる。

 

あの見知った顔はここにあった

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多くの人面石が並べられている中で、一つだけ別格の扱いをされている石があった。どこかで見たことあるな、と思っていたら「中居正広のブラックバラエティ」で使われていた”人面石くん”ではないか!当時スタッフの方から連絡があり、この石を使わせてほしいという依頼があったそうだ。

 

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目と口に見える部分は貝の化石になっており、本当に自然が生み出した偶然と神秘。

 

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なんでもこの石のレプリカは最初全然売れず在庫が余っていたらしいのだが、ブラックバラエティのおかげで飛ぶように売れるようになり、すぐ売り切れになってしまったという。 

 

人面石ライブラリー

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すでに名前が付けられていても、別の名前も付けてOKとのことで、みなさんは膨大な石の中でどれが気になり、何に見えるだろうか?それでは、心ゆくまで人面石をご覧あれ。

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(最後の方にmonokannが名前をつけた石がありました。本人に悪い気がするのでお名前は避けさせていただきます。恥ずかしい)

 

石というのは生き物なのかもしれない

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本来、石は石灰など様々な原料によってできた自然の塊で、命はないはずのもの。しかし、人には目・鼻・口・耳・頭があるように、石に人間的な要素が含まれると、たちまち命があるものに感じてしまう。これは本当に不思議で、ただの錯覚でしかないのだけれど、石の表情が見えて、人間性ならぬ”石性”が見えてきてしまう。

 

 

感情というのはどこからきているのだろうかと考えると、自分たちと同じような表情が見えて、「自分の時はこんな気持ちだな」と共感できることなのではないだろうか。

 

 

最後、芳子さんと飾られている写真を見ながらおしゃべりをしていたが、石だけでなくその土地を愛する気持ちみたいなものも人面石には反映されているのかもしれない。

 

 

「愛されるには、顔が見えないものよりも、顔が見えるもの」

 

 

ってことだろうか。

 

 

帰り際、旦那さんに車で駅まで送っていただき、本当にありがとうございました。秩父の歴史の話、とても興味深かったです。 
 

 

 

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*引用・参考

■秩父珍石館■

 〒369-1872 埼玉県秩父市上影森764−6

・羽山芳子さん

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