monokann

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古代アゴラ博物館 / 古代ギリシャの抽選機 / "クレロテリオン"の実物を拝む

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かれこれ2年ぐらい前になるだろうか。僕は宝くじに関する記事を書いた。それがギリシャに訪れてこんなにも興奮する出会いがあるとは思わなかった。

 

 

 

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アテネにある古代アゴラ遺跡、元々は政治や宗教など文化的役割のある施設が多くある場所として利用されていた。その建物の一つ、「アタロスの柱廊」が古代アゴラ博物館として使用され、アゴラで発見された古代ギリシャ人たちが使用していた道具が多く展示されている。

 

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そしてその中にあったのがこの石版。名前をクレロテリオン(クレロテリア)という。過去の記事を引用すると活用方法はこうだ。

クレロテリオンとは・・・

作りは真ん中の部分に横長のスロット(穴)があり、端には上から下まで繋がった漏斗のパイプが伸びています。サイズは靴箱から墓碑くらいの物まであり、スロットの数は12個や550個など様々でした。 人々は事前に配られたくじ札をスロットに差し込んでおきます。次に、抽選で必要な分の白(アタリ)と黒(ハズレ)の玉をパイプの中にごちゃまぜに入れます。 抽選機のパイプの下部分には、回転させると玉が一つずつ出るクランクが付いています。抽選時は一回ずつそのクランクを回していきます。そして、もし一つ目の玉が白であれば、スロット部分の一番上の段の横一列にくじ札を挿していた人がアタリとなります。一方で、もし黒であれば横一列みなハズレとなります。その要領で、すべてのアタリ枠が埋まるまで、玉を出し、上から順々にアタリハズレを確かめていきます。一方、簡単な物は、玉に事前に名前や数字を書いておいて、玉の出た順に順番を決める方法もありました。

 

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説明文。一応全て書き写しておこう。

Kleroteria were allotment machines made from slabs of wood or stone. In the face of each slab were columns of narrow slots aligned in horizontal rows. Into the slots were inserted the bronze identification tickets (pinakia) carried by the citizens who were eligible for jury service. On the left side of the face there was a metal tube the top of which terminated in a funnel shaped mouth. Into the tube were poured a number of black or white bronze balls in random order. By means of a crank the balls could be released one by one. Depending on whether a white or a black ball emerged all the citizens represented by one horizontal row of pinakia were accepted or rejected for jury service that day. Kleroteria stood at the entrance to every court.

 

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また抽選に使われていたくじのチケット(ピナキア)の遺物も展示されていた。板状のものにはしっかりと名前も刻まれていた。

 

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穴もまじまじとみることができた。興奮しかなかった。

 

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またエントランスに置かれていたと記載があったが、図で場所も記載。赤くなっているAゾーンのようなエントランスに置かれていたことがわかる。

 

何冊も本を読み、海外の英語の文献も探したクレロテリア。それがここギリシャ・アテネの空間で、実物を見ることができようとは夢にも思わなかった。この部分でここまで興奮をしているのはきっと僕ぐらいかもしれないが、アテネに行って本当によかったと思える出来事となった。冒頭の満足気な僕の顔を改めて見てみてほしい。努力は喜びになって返ってくるようだ。

 

もっともっとギリシャについて知りたいと思う。勉強していきたい。

 

 

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※Lambの新しい音源が公開となりました。2018年7月で完結を迎えたチャットモンチーの「染まるよ」をLambなりのカバーをしています。ぜひ一聴ください。

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